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札幌でポップアップを成功させるために。beruf baggage × フォーシーズンズが語る、ブランドを“届ける”レンタルスペースの使い方

オンライン販売が主流となった今、ブランドの世界観や商品の魅力を、どのように伝えるか。

この問いに向き合い続けているのが、2006年に東京で誕生したバッグブランド「beruf baggage」です。
『自転車のある生活』をキーワードに、都市生活者のための機能的で快適なバッグを開発してこられました。

近年は、直営店や公式サイトでの販売に力を入れる一方、遠方のお客様から「実際に手に取って試したい」という声も増加。その受け皿として選ばれたのが、札幌でのポップアップ出店でした。
出店を支えたのは、アウトドアアパレルで培ったノウハウを活かし、ポップアップや撮影支援を行う株式会社フォーシーズンズのレンタルスペース。

本記事では、beruf baggage 佐野さんとフォーシーズンズ・沼田の対談を通じて、ブランドの価値を対面で届けることの意味と、札幌でポップアップを成功させるためのポイントを探ります。

都市で暮らす人々の”相棒”であり続けるために

沼田:
まず、beruf baggageというブランドについて教えていただけますか?

beruf baggage 佐野さん:
私たちは2006年に東京で誕生したバッグブランドです。「自転車のある生活」をキーワードに、都市生活者のための機能的で快適なバッグを開発してきました。バッグを単なるファッションアイテムではなく”都市型のモビリティツール”として捉え、ビジネス・トラベル・アクティビティのシーンを横断するプロダクトを提案しています。30代から50代のアクティブなビジネスパーソンに支持されているブランドです。

沼田:
機能性へのこだわりが強いブランドなんですね。これまではどのような販売チャネルで展開されてきたんですか?

beruf baggage 佐野さん:
ブランド設立以来、全国のセレクトショップ、鞄専門店、自転車専門店など多岐にわたる販路で販売してきました。ただ、近年では市場環境の変化や、品質向上に伴う価格設定の上昇により、全国展開するショップが減少傾向にあります。そのため、東京・代々木の直営店「1197STORE」と公式サイトでの販売に力を入れています。

沼田:
オンライン販売と直営店が主軸になってきたんですね。

beruf baggage 佐野さん:
はい。ただ、関東圏以外のお客様から「プロダクトを直接手に取って試してから購入したい」という声を多くいただいていて。特に機能性にこだわったバッグなので、実際の使い心地を体験していただくことが重要なんです。この声が、地方都市でのポップアップ展開を検討するきっかけになりました。

札幌ポップアップの課題は「場所選び」と「認知度」

沼田:
札幌でポップアップを行うにあたって、どんな課題がありましたか?

beruf baggage 佐野さん:
大きく二つありました。一つは、土地勘のないエリアでの「場所選び」。もう一つは、ブランドの「認知度向上」と「集客の導線づくり」です。

沼田:
場所選びは本当に重要ですよね。札幌には百貨店や商業施設、様々なイベントスペースがありますし。

beruf baggage 佐野さん:
そうなんです。百貨店や商業施設も検討したんですが、初期費用や契約条件のハードルが高くて。短期間で自分たちらしい空間を実現できる場所を探すのが難しかったんです。

フォーシーズンズでのポップアップを選んだ決め手

沼田:
数あるレンタルスペースの中で、フォーシーズンズを選んでいただいた決め手は何だったんでしょうか?

beruf baggage 佐野さん:
大きく二つあります。一つは、私たちのプロダクトを店頭で既にお取り扱いいただいていたこと。実際に商品を理解していただいているというのは、大きな安心材料でした。もう一つは、フォーシーズンズさんが展開されている「43degrees」や「IMVER」といった自社ブランドのプロダクトに対するアプローチに、強い親和性を感じたことです。

沼田:
ありがとうございます。同じ”ものづくり”に携わる者として、共感していただけたのは嬉しいです。

beruf baggage 佐野さん:
商品に対する姿勢や考え方が近いと感じたので、「この人たちとなら一緒にやれる」と思えたんです。単なる場所の貸し借りではなく、パートナーとして信頼できると感じました。

レンタルスペースの最大の利点は”自由度”

沼田:
実際に利用されてみて、フォーシーズンズのレンタルスペースの最大の利点がもしあればぜひ教えてください。

beruf baggage 佐野さん:
百貨店やモールへの出店と比較して、自由度が高いことですね。私たちのブランドの世界観を、そのまま表現できる柔軟性がありました。天井も高く、抜けのある空間で心地よく過ごせましたし、フレキシブルに使える什器が充実していたのも非常にありがたかったですね。沼田さんには、商品を見やすく展開するための「什器の配置」や、開催者様が業務を行うための「デスク環境」の提供など、空間作りを中心としたサポートもプロ目線でしていただき、とても助かりました。

沼田:
それは良かったです。札幌エリアでは最近、ポップアップや催事スペースのニーズが増えてきているんですが、フォーシーズンズとしても、そういったブランド様の個性を活かせる場所でありたいと思っています。今後は、単に場所を貸すだけでなく、弊社ブランドとの相乗効果を生み出せるブランド様と積極的に連携していきたいと考えています。

空間づくりのこだわり「馴染ませつつ、際立たせる」

beruf baggage 佐野さん:
ところで、今回什器の配置やレイアウトがすごく自然で、既存の店舗空間に違和感なく溶け込んでいたんですが、何か意識されていることはあるんですか?

沼田:
ありがとうございます。利用されるブランド様の世界観が「悪目立ち」しないよう配慮しているんです。空間に自然に馴染ませつつも、そのブランドの持つ存在感や魅力がしっかりと際立つようなバランス作りを意識しています。今回は弊社ブランド「IMVER」との合同企画という形でしたので、店舗スペース内での開催となりました。既存の空間に他社製品を並べることになりますが、什器も含めて統一感を持たせ、双方の世界観をうまく融合させて表現できたと感じています。

「同じ物作りの同志」として深く語り合えた価値

沼田:
今回のポップアップで、特に印象に残ったことはありますか?

beruf baggage 佐野さん:
単なる場所の提供者と利用者という関係ではなく、お互いの成長を支え合える関係性を感じられたことが、最も価値があったと思います。ブランドを育てる上での共通の課題や想いを共有できて。沼田さんとお話しする中で、今後の展開についても新しいアイデアが生まれました。

沼田:
こちらこそです。同じ「物作り」に携わる同志として、今の悩みや今後の挑戦について大いに語り合えたことが印象深いです。あと、beruf baggage様目当てではなかったお客様も、「43degrees」の常連さんが応援の意味を込めて購入してくださるという温かい動きがあったんですよ。

beruf baggage 佐野さん:
それは嬉しいですね。ブランド同士が共存することで生まれる相乗効果を実感できました。

「実際に手に取る」体験が、信頼を生む

沼田:
最後に・・・今後も札幌で出店したい、あるいは他の地方都市での展開を検討されていますか?

beruf baggage 佐野さん:
札幌でのポップアップは、商品とお客様のニーズが合致するシーズンに再度トライしたいと考えています。また、札幌以外の地方都市エリアでの展開も計画しています。今回の経験で、地方都市でのポップアップは、ブランド認知を広げる上で非常に有効だと実感しました。オンライン全盛の時代だからこそ、「実際に手に取る」「作り手の想いに触れる」体験の価値が高まっていると感じます。

沼田:
まさにそうですね。今回のポップアップで、改めてその価値を実感しました。

札幌から始まる、新しいブランド体験の形

beruf baggageが大切にする機能性と品質へのこだわり。フォーシーズンズが培ってきた、ブランドの世界観を引き立てる空間づくり。二つのブランドが出会い、語り合ったこの札幌でのポップアップは、「対面販売」という選択肢が持つ可能性を改めて示してくれました。

札幌市内でポップアップスペースやイベントスペースをお探しのブランド様、催事スペースでの出店を検討されている方は、ぜひ一度フォーシーズンズにご相談ください。
レンタルスペースの提供だけでなく、ブランドの成長を共に考えるパートナーとして、最適な空間づくりをサポートいたします。

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